Web版 ステッドマン医学大辞典 ヘルプ

【収録辞典の概要】新和英大辞典 第 5 版 電子増補版


この辞典について

『新和英大辞典 第 5 版 電子増補版』
Kenkyusha's New Japanese-English Dictionary
(C) 株式会社研究社


「『新和英大辞典』(第 5 版)は、研究社のオンライン辞書検索サービス KOD (Kenkyusha Online Dictionar)の開始以来、『KOD 和英』として文字通り日進月歩, その収載情報量を着実に増やし,新語・追加用例約 35,000 項目を追加し, 合計約 51 万 5 千項目の増補版を実現しています. 従来の収録語と区別するため、それら35,000項目には候補語の表示欄にマークを表示しています。
 
▲このページのトップへ

『電子増補版および『KOD 和英』編集組織

編集委員
渡邉敏郎
沢村灌
須部宗生
石井みち江
井上清
Edmund R. Skrzypczak
Stephen Boyd
Tom Gally
Paul Snowden
Roger Northridge
Laurel Seacord
Eric Rutledge
John Brennan
 
編集部
逸見一好
松原悟
小倉宏子
佐々木則子
黒澤孝一
 
編集協力
大竹由美
北川弘子
根本保行
不動悦子
菅田晶子
鈴木亜紀子
 
組版
宮原直也
小柴佳代
 
▲このページのトップへ

■第 5 版編集組織

編者
渡邉敏郎
Edmund R. Skrzypczak
Paul Snowden
 
編集委員
David Dutcher
Tom Gally
石井久雄
 
執筆者
市川泰男 Ichikawa Yasuo
植松靖夫 Uematsu Yasuo
金子稔 Kaneko Minoru
沢村灌 Sawamura Kan
須部宗生 Sube Muneo
田辺宗一 Tanabe Munekazu
原公章 Hara Kimitaka
日南田一男 Hinata Kazuo
廣田典夫 Hirota Norio
渡邉敏郎 Watanabe Toshirō
スティーブン・ボイド Stephen Boyd
マーティン・コリック Martin Collick
出日人 David Dutcher
トム・ガリー Tom Gally
マーク・ジュエル Mark Jewel
アンソニー・ミルズ Anthony Mills
マリアン・ムラジアン Mary Ann Mooradian
ロジャー・ノースリッジ Roger Northridge
カレン・サンドネス Karen Sandness
ローレル・シコード Laurel Seacord
デイヴィッド・シャピロ David Shapiro
エドムンド・R・スクリプチャック Edmund R. Skrzypczak
ポール・スノードン Paul Snowden
デビット・S・スペングラー David S. Spengler
ジェームス・M・バーダマン James M. Vardaman
 
日本語執筆
石井みち江 Ishii Michie
瓜生佳代 Uryū Kayo
清水由美 Shimizu Yumi
村田美穂子 Murata Mihoko
 
編集部
逸見一好
松原悟
佐々木則子
友清理士
黒澤孝一
白崎政男
西山広記
小倉宏子
田代琴恵
 
社内協力
改田宏
川田秀樹
鈴木美和
鈴木康之
長井寛三
長島伸行
根本保行
濱倉直子
星野龍
三谷裕
 
校正・照合・調査協力 (五十音順)
熊倉真由美
古俣真希
塩田弘美
菅田晶子
青木久美子
圷千里
大竹由美
大野美樹
岡田穣介
北川弘子
紀晃一
高倉淳子
高見沢紀子
高山千佳
田端節子
中島正信
那須比呂子
野口真弥子
早川真一
望月羔子
柳田躬嗣
山口麻里奈
山下巌
吉永景子
株式会社ジャレックス
 
さし絵
ツダタバサ
鶴来雅宏
 
組版
小酒井英一郎
橋本一郎
加藤博
宮原直也
長谷川功子
米川由理
高沢正紀
高村健一
及川宏
平野佳子
田中絵子
 
制作
比留間浩
佐々木重紀
鈴木隆志
 
▲このページのトップへ

電子増補版まえがき

 2004 年春の KOD (Kenkyusha Online Dictionary 研究社オンライン辞書検索サービス) の開始以来, その収録辞典の 1 つである『新和英大辞典』(第 5 版) は『KOD 和英』として文字通り日進月歩, その収載情報量を着実に増やしてきましたが, このたび研究社創業 100 年記念事業の一環として, 2003 年夏の出版以来積み重ねてきた新語・追加用例約 35,000 項目を第 5 版の本体に追加し, 合計約 51 万 5 千項目の増補版を実現いたしました.
 『KOD 和英』の編集方法は『新和英大辞典』(第 5 版) のそれを踏襲しました. つまり, 新聞・雑誌などから新たに語彙・語法を採集し, それに関する日本人スタッフの調査を基に英米人編集委員が英訳を加え, 日本人編集委員がその英訳と元の日本語との整合性をチェックし, 必要があれば再度英米人編集委員に戻して修正を依頼するという方法をとりました. またそれと並行して, 『新和英大辞典』(第 5 版) 既載項目の記述への追加・修正もおこないました. しかし『第 5 版』と根本的に異なるのはその作業サイクルの短さです. 1974 年の『第 4 版』の刊行から『第 5 版』のための作業開始まで 22 年, その出版までは 29 年の間隔があったことを思うと, KOD が最近の 3 年間におこなってきた月単位の増改訂は, コンピューターが英語辞書の世界に引き起こした文字通りの革命であったと思わざるを得ません. たとえて言うならば, 全集本の編纂事業にも似ていた辞書の仕事は, 今や月刊雑誌的なあわただしいものに変貌しましたが, これは時代環境の変化がもたらした進化です. 我々の身の回りに起こる変化には加速度がつき, そのサイクルは短くなり, それは国際情勢から科学技術, 法律の名称, 新型犯罪にいたるまで, 社会のあらゆる面にみられますが, 一般利用者を対象とする辞書はそれらすべての分野を対象としなくてはなりません. 「毎月追加される新語・新情報」「つなぐたびに最新版」を標榜する『KOD 和英』に寄せられる期待・要求の厳しさと, それに十分応えることのむずかしさは, 『第 5 版』以前の『新和英大辞典』のそれとは比べものになりません. 『第 5 版』で収載をためらった「オレオレ詐欺」はその後爆発的に増加し, KOD にはその後継である「次々販売」を載せなくてはなりませんでした. 1999 年, 国民金融公庫と環境衛生金融公庫が統合されてできた国民生活金融公庫は, 2008 年には「日本政策金融公庫」に統合されて株式会社となり, その名称も変わる予定です. がん診断は「スペクト」によって格段に精度を上げました. 「裁判員制度」は 2009 年にスタートする予定です. 諸国の首相・大統領などの交替劇はますますあわただしく, メディアの政治欄から一日も目を離せません. 言葉の変化の最先端に位置する流行語は更に油断できません. 賛否両論の狭間で今年の 2 月「赤ちゃんポスト」の設置が認可されました. 証券取引所の監理ポストは「監理銘柄」に改称されます. わずか 4 年前の『第 5 版』には載っていなかった「ブログ炎上」などという言葉も今ではコンピューターを使う人ならだれでも知っています. またこれら日々生まれてくる新語・新名称, 新しい語義を前にして, どれを採り, どれを見送るかもむずかしい問題です.
 言葉の世界で起こっているこの急速な変化に対応するには 24 時間作動している監視カメラのような隙のない態勢が必要ですが, 辞書出版の事業が置かれている今の厳しい条件の中で, この大型辞典を遅滞なく update し続けることは, コンピューターの力を借りても決して容易なことではありません. しかし他に楽な道はありません. 利用者の皆さまの叱咤・叱正を受けながら間断のない増改訂を続け, 時代の要請に出来るだけ応えられるようこれからも努力してまいります.
 
2007 年 7 月
編者
 
▲このページのトップへ

■第 5 版まえがき

 本辞典は 29 年前, 1974年 に刊行された第 4 版「新和英大辞典」を大幅に改訂・拡充したものであります. この辞典の前身であり初版でもある「武信和英大辞典」が 1918(大正 7) 年, 創業 10 年余の研究社によって日本の英学会に送り出されてより 85 年, その間多くのすぐれた先達の血のにじむような努力と, それを支える無数の方々の労苦によって改訂・増補を重ね, 類書の追随を許さぬ成長を遂げてまいりました. 初版の編纂者として「大和英」の礎石を置かれた武信由太郎氏は申すに及ばず, 同氏の監修の下で第 2 版の編集を担当した木村幹, 増田綱, 野尻正英(抱影), 相良佐, 鈴木芳松の諸氏, 日本語および日本文学に関する深い造詣を提げて第 2 版の作成に参加し, その内容に飛躍的な改善, 充実をもたらした当時のイギリス大使館参事官 George B. Sansom 氏, 戦争による長い空白期間の後の大改訂という難事業を引き受けて第 3 版の編集主幹を務めた勝俣銓吉郎氏, 第 2 版以来つねに「大和英」の改訂作業の中心に在り, さらに引き続き主幹として第 4 版の作成を指揮した増田綱氏, 同氏のもとで第4版の監修に当たった羽柴正市, 小沢準作, 山田和男の諸氏, また長年にわたって蒐集した 20 万枚の資料カードを惜しみなく提供して第 4 版作成の実質的中軸を務めた市川繁治郎氏, 等々は, 「大和英」の脈々たる生生発展の歩みを振り返るとき決してその功労を忘れることのできない方々であります.
 第 5 版を目指しての改訂作業は長い準備期間を経て 1996 年, 本格的に開始されましたが, その完成への道は改訂規模の大きさもあって決して坦々たるものではありませんでした. それに加えて, 改訂方針が煮詰まりいよいよ作業を軌道に乗せようという最も重要な時期にさしかかった 1997 年 12 月, それまで改訂作業の支柱であった日南田一男氏が編集会議の席上で病に倒れ急逝されるという悲劇に見舞われました. これは我々を途方に暮れさせる深刻な打撃でありましたが, 残された者が力を合わせて陣容を立て直し, 爾来 5 年余を経た今日, 作業の無事終了を氏の御霊に報告できることは関係者一同にとってこの上ない喜びであり, ここに改めて心より氏のご冥福をお祈り申し上げます.
 今回の改訂は本辞典の歴史の中で最も規模の大きいもので, その特色は大きくまとめて次の 7 点であります.
1. 総収録項目数は約 48 万(見出し語 13 万+複合語 10 万+用例 25 万). 旧版の 29 万(見出し語約 8 万+合成語・句 16 万+文例 5 万)に比べ約 65% 増となりました. 情報量のこの飛躍的な増加に対応するため紙面を拡大し, 旧版の 2 段組みから 3 段組みに改めました.
2. 多数の日本語教育の専門家が改訂作業の初期の段階から本格的に参加し, 現在は国語辞典に収録されていないが実際には用いられていていずれ定着するであろうと思われる日本語の用例, および現代語ではないが日本人の基礎的教養として知っておくべき古い語法などをも幅広く採り入れることにより, かなりの水準の「日本語表現用例集」ともいうべきものとなりました.
3. 現代社会のすべての分野に見られる急速な進歩と激しい変化を反映してつぎつぎに生まれてくる新語, 時事用語, カタカナ語, IT 関連語, 世相を反映するはやり言葉まで幅広く採録しました.
4. 日本語の専門家, 日本語に堪能な実務翻訳家を含む英米人執筆者, および現在英語教育に携わっている日本人執筆者の三者が絶えず意見を交換することによって, 日本語の微妙なニュアンスを出来うるかぎり正確に英語に移し換えるよう努めました. 作業手順としては, 日本語の専門家によって採録された日本語用例の英訳を英米人執筆者のみで行い, それを日本人執筆者が元の日本語と見くらべて点検し, 必要な修正を英米人執筆者に求める, という方式をとることによって生硬な日本語と英語らしくない英語の排除を図りました.
5. 旧版の「ローマ字見出し」方式を「かな見出し」方式に切り替え, さらに複合語は太字にしてアルファベット順から五十音順に変更したものを用例群の最後尾に配置するなど, 求める英語表現への到達に要する時間の短縮に努めました.
6. 旧版では巻末にまとめて収載してあった付録(世界の地名, 人名, 機関・団体名, 文学・美術作品名, クラシックの楽曲名)を本文中に組み込むことによって検索を容易にし, かつその収録範囲を旧版に比べて大幅に拡大しました. また, ポピュラー音楽・映画・戯曲のタイトルなども新たに収録しました.
7. 利用者の便を考えて各種の図表・図解を多数本文中に組み込み, さらに日本国憲法全文, 日本史年表, 世界史年表などを和英対照の形で巻末に収録しました.
 以上に列挙した第 5 版の特色を実現するには編者以外に各方面の専門家・協力者の方々の暖かいご援助が不可欠であったことは言うまでもありません.
 日本語面での情報の拡大・充実に関しては国立国語研究所の石井久雄氏(現・同志社大学)に懇切なご指導をいただき, またその方面での執筆者の人選その他については東京大学の鈴木泰氏にも大変お世話になりました. また, 東京理科大学の海保房夫, 砂金信義, 西谷潔, 和田浩志の諸氏にはそれぞれ薬学, 医学, 化学, 植物学の専門用語に関する記述の校閲をお願いしました. 中国語表記に関しては社団法人・海外鉄道技術協力協会の周敏西氏の校閲をいただくことができました. 経済関係の用語については執筆陣の一人でもある David Spengler 氏にご協力をいただきました. Benjamin Barrett, Zachary Braverman, P.A.H. Edwards の諸氏には最終段階において英語表現の適否に関し貴重な示唆をいただきました. 目白大学の井上清氏は時事的な英語表現の用例を数多く提供してくださり, 翻訳家の熊崎雄二郎氏からは改訂作業の期間を通じて継続的に有意義な情報をいただくことができました. 第 4 版の執筆者でもある故大村喜吉氏からは多数の貴重な用例カードを頂戴しました. 以上の他にも多くの方々から各分野の専門語に関してさまざまなご教示をいただき, 内外多数の文献, 参考書を利用させていただきました. またそれぞれの理由, ご都合により途中で改訂作業から離れることになった高橋正夫, 須田淳一, 松浦恵津子の諸氏にもここに改めてお礼を申しあげます.
 終始この難事業の調整・進行の役割を務めてくださった編集部の皆様, 特に逸見一好, 松原悟, 佐々木則子の諸氏, さらに友清理士, 黒澤孝一, 白崎政男, 西山広記の諸氏に編者一同心からの謝意を表します.
 「研究社・新和英大辞典」はわが国で出版されている最大の和英辞典としてこれまで内外の多くの研究者, 実務家に愛用され, 大きな信頼を得てまいりました. 世紀を劃する今回の大改訂により質・量ともに飛躍的な進歩を遂げ, 輝かしい伝統をさらに一歩進め得たと編者一同は自負しておりますが “To err is human.” は真理であります. さらなる前進と向上のため, 是非とも利用者の皆さまからの厳しい苦言, 不備のご指摘を関係者一同心よりお願い申しあげます.
 
2003 年 4 月
編者
 
▲このページのトップへ